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【シナリオ製作】3分間の「恋」ドラマを作ってみました。

寒い日が続きます。大阪はまだ雪が降らないだけマシですかね。

でも、やっと冬って感じですよ。ほんとに。

でも、これほどの寒さは12月頃にはすでに感じていた気がしますけどね。

 

 

シナリオ製作(脚本)について

 

前回のブログでは「企画」について簡単にですが解説しました。

漫画製作費を抑える為に「企画」と「シナリオ」は事前に決めておいた方がいいと。
http://jsan-style.com/blog/954/

 

企画とは漫画やドラマの「コア」な部分や「全体像」を表したモノです。

では、「シナリオ」って一体なんなのか?

具体的なシナリオの役割って、普段では知ることはないですよね、

シナリオとは物語の「設計」を担う役割があるのです。

 

ドラマで言うところの「脚本」です。戯曲で言うところも「脚本」です。

現代で最も有名な脚本家と言えば、三谷幸喜さんや工藤官九郎さんが思いつくでしょう。

この方たちは脚本家であり、別名シナリオライターとも言われております。

 

シナリオは物語の原型です。文字が羅列しているだけの原稿です。

ドラマの制作チームは、シナリオを基に「演出」・「大道具」・「小道具」・「カメラ」を用いて、

映像に映るよう「型」にしていくのです。

 

 

シナリオは3つの構成で作られる。

 

シナリオの構成はとってもシンプルです。

それは「柱」・「ト書き」・「台詞」この3つのパターンでしか構成されません。

 

柱…「はしら」は場所を指定。

ト書き…「とがき」はシーンの説明。

台詞…「せりふ」は人の会話

 

どこで(柱)で何が行われ(ト書き)どのような展開(台詞)があるのか、

ドラマの脚本って実はたった3つの構成で作られているのです。

 

シナリオにはいくつものルールがある

 

 

私個人的にはシナリオは「伝われば良い」と思っているのですが…

シナリオの業界からすると「あくまでもルールを守りなさい」と、

結構厳しくお叱りを受けるのですね。

 

1つ例を上げれば「ト書き」。

 

ト書きは全て「現在進行形」なのです。

 

×山田は佐藤の暴力を恐れ、その場から逃げた。(過去形)

 

○山田は佐藤の暴力を恐れ、その場を離れる。(現在進行形)

 

このように「~だった」の表現は過去形なのでNGです。

ト書きは全て「~である」や「~する」のような現在進行形で、

書き起こさないといけないのが、シナリオ業界のルールその1です。

その他にも、男性は「苗」で書き女性は「名」で書くルールその2があったり、

ト書きの始まりは3マス空けて書くルールその3もあり、

ほんと言うと数え切れない程ルールはあります。

 

 

「柱」と「ト書き」と「台詞」を使った1分ドラマ

 

 

では、簡単なシナリオ(脚本)を作ってみましょう。

 


 

 

タイトル:恋
人物:田中博(10)
   山本美由(10)

 

○深井小学校・教室中(夕)

 

   4年3組の表札。夕日が差す教室の中で一人、田中博(10)が机に向かい勉強をしている。

 

田中「あーめんどくさい。なんで居残り勉強なんだよ!」

 

   頭を掻き毟る田中。教室の扉が開き山本美由(10)が入ってくる。

 

美由「あっ田中君、何してるの?」

 

 田中「なっ何って勉強だよ」

 

   突然吹き出す美由。

 

田中「なんだよ!」

 

 美由「そうだ、田中君、宿題忘れたって先生に怒られていたよね」

 

   顔が赤くなる田中。

 

 田中「うっうるせーなー。美由こそ何しに来たんだよ」

 

 美由「私?そうそうこれを忘れちゃって」

 

   田中にリコーダーを見せる美由。

 

 田中「そっか来週が発表会だよな、美由リコーダーうまいからなー」

 

 美由「そんなことないよ。でもね、ちょっと聞いて欲しい曲があるの?今少しだけいいかな?」

 

田中「ダメだよ、今は勉強中だし…でもいっか。ちょっとくらい」 

 

美由「そうこなくっちゃ!」

 

   美由はリコーダーの口をハンカチで拭き、大きく一息吸ってリコーダーを吹く。

 

   由美が吹くリコーダーの綺麗な音色が教室に響き渡る。

 

   教室の窓から指す夕日が由美を美しく演出する。田中は美由に見とれて目が離せない。

 

美由「ふーどうだった?」

 

   目を丸くして硬直する田中

 

美由「田中君?田中君?」

 

田中「おっおー。なかなかよかったよ」

 

美由「ほんとに!よかった!」

 

   「ニコッ」っと微笑む三由。田中は俯く。

 

美由「じゃ私いくね。ありがとう、勉強がんばってね」

 

田中「うっうん。こちらこそありがとな」

 

   田中に手を振り教室を出ていく美由。美由が出ていった後も放心状態の田中。

 

田中の声「美由、リコーダー上手だったな」

 

   「キュン」と胸が痛くなり、左胸に手を添える田中。

 


 

 

ほんと間単にですが…シナリオとはこのような感じで構成されます。

 

話は元に戻りますが、漫画もドラマにも必ず「シナリオ」があります。

つまり「シナリオ」無しでは“物”が生まれない訳なのですね。

 

前回のブログでもお伝えしますが、漫画製作の際にコストを下げたいのあれば、

このシナリオをある程度はお客様の方で作っていた方がいいと思います。

 

ポジティブに考えるなら、シナリオライターの技術を使って、

あなたの商品やサービスを「完全なる物語」として、ユーザーに伝える事が出来れば

素敵だなと思います。
   

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